「ホントにホント」           基礎の基礎 チェーン基礎講座

先週から始まった

 初心者マーク講座 

KANAで使っている 基本的な商品について

初心忘れるべからず な 授業の第二回をするぞ!!

今回は

KANA の正式名は 「片山チエン」 じゃ。

社名にも入っているチェーン

チェーンは、先週のスプロケットとセットで使う大事なものだから

基礎の基礎は確実に押さえていこう!! いいな?

 ハイ!博士よろしくおねがいします

チェーンってどんな形か知っておるか?

こんな形じゃ。自転車なんかで近い形を見たことがあるじゃろ?

分解すると、こんな感じになっておる

この形はもしや。。。私? 

そうじゃ、君がチェーンの中に入っており

ピッチ(隣り合った二つのものの間の長さ)を数えるのに大事な役目を

果たしておるから、あとで説明するぞ!

ちなみに、スプロケットと一緒に使うと、こんな感じになる。

基本中の基本として チェーンは センチ・ミリ の世界ではなく

インチ」 で扱われておる!

これは、チェーンの世界では 全世界共通である!

ええええ??  日常生活でインチは使いません。難しいです!

よ~~~し、解説していくぞ!

インチは意外に日常生活でも使っておるぞ。

ケータイやテレビの画面は「インチ」で表されてるのは知っておるんじゃないか?

じゃ、インチってどんな大きさなのか?

1インチ(″)=25.4m/m(mm)

1フート=12″ =304.8m/m

※ インチの記号として二重引用符(ダブルコーテーション)マークの様な

「″」が使われることがある。1″=1インチ

※ ミリの表記も、業界としてmmよりm/mを用いるが意味は一緒

※ (複: feet, 単: foot)なので 1ならフィートではなくフート

チェーンの場合

#80(80番)チェーンピッチ =1インチ

となり、これを基本に各番手のチェーンピッチの計算が出来る。

ピッチは、リンクの穴と穴の間の距離 を表しているんじゃよ。

いきなりピッチが出てきて大変じゃが、話題の 分数ものさし 的に

表現すると、こんな関係になる。

全部覚える必要は無いぞ!

#80のピッチ が 25.4m/m だとさえ覚えれば、応用が利く。

他も、同様に計算できるから、やってみてくれ。宿題だぞ!

そして、これがわかると

一本物(ユニット / 定尺)が何リンクから構成されているかも計算できる。

1本(ユニット / 定尺)=10F(フィート)と決められておる

したがって、ミリに直すと。。。

1フート=12インチだったので 1フート=12インチ は 304.8m/mじゃ。

なので

10F(フィート)だと10倍

  =3048m/m  ←1本(ユニット)の長さ

この計算は大丈夫か!? 

みんな、「定尺・定尺」と言うのは、この一本(約3m)のこと

言うておるんじゃ。じゃが、あくまでも 3mじゃ!

定尺の長さをチェーンの番手ごとのピッチで割ると

各番手のチェーンのリンク数の計算も出来る から教えておこう!

ここでホワイトボードの出番じゃ!

40番だと定尺は240L(リンク) 60番だと定尺は160L(リンク)

構成されておるんじゃな。

いまさらじゃが、リンクはわかってる KANA

みんな、インチ、フット・フィートが出てきて大変だったKANA

でも、順番にやれば 誰にでも計算できるぞ!

1インチ=25.4m/m これが80番のチェーンピッチ

ココだけは忘れないでくれたまえ。

新しいお友達が入ってきたら、教えられる KANA